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できるナビホーム> 手足口病にかかったときに看病するコツは?> とにかく感染予防!もしかかってしまったら・・・

プロのコツ

手足口病にかかったときに看病するコツは?のレシピ

とにかく感染予防!もしかかってしまったら・・・

投稿者:
野田絵理さん(小児科医)
公開日:
2015.05.29
とにかく感染予防!もしかかってしまったら・・・
最近報道されているエボラ出血熱の流行や、国内での感染が報告されたデング熱など、ウイルス感染の脅威は医学の進歩に関わらず衰えていません。
エボラ出血熱の流行が学校や幼稚園、保育園で問題となることは現時点では考えにくいですが、手足口病は特に夏から晩秋にかけて発生する一般的な感染症です。
お子さんの手や足に急に発疹が出ても慌てないために、このレシピを参考にしてみてください。
できた年齢 ママ
できるまでの期間 1週

ステップ1

<手足口病ってどんな病気?>

【症状】口の粘膜、手足などに現れる水泡性(2-5m程度)の湿疹が主な症状。時に下腿部(ひざから足首まで)、膝関節、臀部にも出現します。発熱を伴うこともあります。基本的に数日で症状はなくなります。

【発生時期】初夏から晩秋にかけて。数年ごとに大きな流行あります。
【年齢】5歳以下に多いです。
【原因ウイルス】コクサッキーウイルスA16、A10、エンテロウイルス71が一般的です。
(2011、2013年にコクサッキーA6というウイルスが流行し、これまでの手足口病と異なる症状でした)
【潜伏期】3~6日です。

ステップ2

<感染経路は?>

①気道から排泄されるウイルスによる飛沫感染(咳やくしゃみにふくまれる病原生物を吸い込むことで感染する)。

②便の中に排泄されたウイルスによる経口感染(排泄やおむつ交換後の手洗いの不備により、汚染された食品や物から感染する)。

③ 水泡の中身からの感染。

ステップ3

<治療方法は?>

特別な治療薬はありません。
口から水分や食事がとれない場合は、輸液(水分や電解質)の点滴治療が必要になることもあります。

<ワクチンはあるの?>
重症化の報告が多いエンテロウイルス71に対する不活化ワクチンが開発中ですが、実用化はされていません。

ステップ4

<一度かかったら、大丈夫?>

手足口病の原因となるウイルスにはいくつかの種類があります。
一度かかった手足口病の原因ウイルス対しての免疫は成立しますが、他のウイルスによって手足口病の症状が出る(二度がかり)ことがあります。


<合併症にはどんなものがあるの?>

通常は軽症ですが、特にエンテロウイルス71感染の患者さんでは中枢神経合併症(無菌性髄膜炎、脳幹脳炎、ポリオ様麻痺、けいれんなど)を起こすことがあります。
高熱やけいれん、ぐったりすることがあれば医療機関を受診してください。

ステップ5

<保育園、幼稚園は休んだ方がいい?>

原因ウイルスは症状がなくなっても、長期間にわたり(2~4週間)患者さんの便から排泄されます(ウイルスは腸管で増殖します)。症状はなくても感染源になるということです。
とはいえ、全く症状のないお子さんが1ヶ月も登園できないというのは現実的ではありませんよね。
回復した後の登園の時期については、集団内での流行を抑えるというよりも、平熱になった、咳をしなくなったなど患者さん自身の状態で判断してください。

ステップ6

<予防のコツは?>

手洗い、うがいをこまめに行いましょう。
手洗いは流水+石けんやアルコールでの手指消毒を。タオルの共用は避けましょう。
プールの塩素濃度維持や次亜塩素酸ナトリウムによる環境の消毒も有効です。
患者さんは、回復した後も特にトイレ後の手洗いはしっかり行ってください。
患者さんのおむつ交換の際、便の取り扱いには充分注意してくださいね。

できるコツ・ポイント

<レシピのまとめ>

◆手足口病は軽くすむことがほとんどですが、脱水やまれに中枢神経合併症などがあります。子どもの状態は常に見守っておきましょう。

◆特別な治療薬はないので、感染予防が大切です。特に糞便の扱いに注意してください。

◆発疹以外に症状が落ち着いた子どもを、長期に自宅待機させるのは現実的ではありませんね。医師への相談をしつつ、患者さんの症状で判断しましょう。

◆非典型的な手足口病の流行もあるため、医療機関を受診した際は、その年に流行している症状の特徴を医師にきいて参考にするとよいでしょう。

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野田絵理

野田絵理さん

小児科医

プロフィール
小児科医師
医学博士 日本小児科学会専門医
広沢こどもクリニック勤務
2児の母

(経歴)
平成8年 杏林大学医学部卒業
平成8年~杏林大学附属病院小児科、
平成18年~公立昭和病院小児科、
平成27年~広沢こどもクリニックに勤務、現在に至る。

得意分野は未熟児、新生児。
地域の子供達が無事に成長することを願って診療しています。

(資格)
医学博士
日本小児科学会専門医
できるナビ監修にあたって
毎日の育児は楽しい、でも戸惑うことも多い、というのが実感です。
子どもを持つ親として、小児科医として、同世代のママ・パパ達の不安が少しでも解消し、楽しく育児できる様な情報をご紹介できたらと思っています。

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